芭蕉の句
松杉をほめてや風のかをる音
出典は『笈日記』(京 都 附嵯峨)。
『蕉翁句集』は「元禄七戌ノとし」とする。
「小倉山常寂寺ニて」と前書きがある。
元禄7年(1694年)夏、京都嵯峨の落柿舎滞在中の作とされる。
落柿舎
「小倉山常寂寺」は藤原定家の小倉山の山荘跡に作られたといわれている常寂光寺のこと。定家が植えたといわれている「時雨の松」という有名な松の木があったそうだ。
『芭蕉翁繪詞傳』に「嵯峨の小倉山なる、常寂寺に詣で給ひて、」とある。
定家の歌に「頼むかなその名も知らぬ深山木に知る人得たる松と杉とを」(『拾遺愚草』)がある。
同年10月12日、芭蕉は大坂南御堂前花屋仁右衛門宅で亡くなる。
貴船神社の句碑
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菅原神社の句碑
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赤城神社の句碑
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定家神社
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常光寺の句碑
川尻町久筋の句碑
横瀬八幡宮の句碑
本庄市の若泉第二公園標柱にもこの句が刻まれている。
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