2020年岡 山

最上稲荷〜碑巡り〜
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岡山市北区高松稲荷に最上稲荷(HP)がある。

伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷として知られるそうだ。

正式名称は「最上稲荷山妙教寺」。日蓮宗の寺である。

根本大堂


大野伴睦の句碑があった。


日円の功徳

 極楽百千鳥鳴

碑 陰

昭和三十七年秋大野伴睦先生登山之砌詠句之碑

昭和38年(1963年)5月13日、建立。

『大野伴睦句集』に収録。

 昭和三十八年五月十三日、岡山県高松最上稲荷総本山境内に建つ。三十七年秋、最上尊へのご信仰篤い先生を地元出身近藤鶴代衆議院議員の案内で親しく参詣された。そのとこ先生は法華の人としてあまりにも有名な中興の祖日円上人の徳とその聖域をたたえられて句を詠まれたのである。早速地元関係者がこれを聞いて期成会をつくり、緑地に句碑をつくった。因みに先生は法華教の信者である。

本殿(霊光殿)


旧本殿(霊応殿)


寛保元年(1741年)、再建。

平成21年(2009年)、登録有形文化財に指定される。

昭和47年(1972年)6月10日、高浜年尾は最上稲荷を訪れている。

   六月十日 岡山市高松 最上稲荷

松籟を城址に聞くも田植どき

客殿に昼寐の刻を得たりけり

涌井ありほとりの岩に滴れり

楠銀杏何れも新樹門に竝め


荒行堂(洗心閣)


   同日 山上洗心閣にて稲荷記念の句

松涼し鎮みまつりし法の宮

   六月十一日 洗心閣に一泊す

ほとゝぎす鳴く頃眠り深かりき


山道を上り、妙見堂へ。


高浜年尾の句碑があった。


松涼し
 鎮みまつりし
 法の宮

昭和48年(1973年)6月30日、除幕。

   六月三十日 岡山最上稲荷句碑除幕 稲荷客殿

出水荒れして岨道に蟻多し


見渡せる場所が涼しき高さかな
          岡山高松稲荷


稲畑汀子の句碑


涼しさを
戀へば風来る
高さあり

山田弘子の句碑


 天蓋は
定家かづらの
  花の白

山田弘子は高濱年尾・稲畑汀子に師事。

昭和9年(1934年)8月24日、兵庫県に生まれる。

昭和55年(1980年)、ホトトギス同人。

平成22年(2010年)2月7日、死去。

 昭和49年(1974年)6月12日、高浜年尾は最上稲荷で報恩忌句会。

   六月十二日 高松稲荷報恩忌句会 岡山最上稲荷

忌を修す有縁無縁に経涼し

親しさの句碑への道や時鳥


 昭和50年(1975年)6月9日、高浜年尾は妙教寺で報恩忌最上稲荷句会。

   六月九日 報恩忌最上稲荷句会 岡山高松妙教寺

朝の間に聞きしといへる時鳥

二三子は聞きしといへり時鳥


秀吉本陣跡へ。

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