虚子句碑
汀子句碑
昭和6年(1931年)1月8日、稲畑汀子は横浜に生まれる。祖父高浜虚子、父高浜年尾に俳句を学ぶ。
昭和30年(1955年)5月24日、虚子は須磨の句碑を見ている。汀子同行。
昭和31年(1956年)、稲畑順三と結婚。
昭和48年(1973年)、稲畑汀子は布引の滝を訪れている。
昭和52年(1977年)、父年尾の死去によりホトトギス主宰を継承。
昭和55年(1980年)6月15日、第22回北海道ホトトギス俳句大会。高浜虚子「師弟句」碑除幕。
昭和59年(1984年)4月29日、鳴門スカイラインに高浜年尾の句碑除幕。
平成7年(1995年)2月19日、土佐国分寺に年尾の句碑建立。
なつかしやここに縁のつるでまり
出羽三山神社(山形県鶴岡市)
よべ星と語りし秋を惜み発つ
善光寺(長野県長野市)
萬丈の杉の深さや五月闇
高野山奥の院(和歌山県伊都郡高野町)
風少しあり梅の香を運ぶほど
善通寺西院(香川県善通寺市)
晴れてゆく早さに梅の匂い立つ
土佐国分寺(高知県南国市)
あたゝかき旅の出逢ひとなりしこと
佛心寺(福岡県太宰府市)
高浜虚子・年尾・立子・汀子の句碑
大浪に静かな寺や夏炉守る
| 立子
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冬海や一隻の舟難航す
| 虚子
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夏炉守り寺守り雨の一日寒
| 年尾
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この浜に立ちし虚子あり蝦夷の夏
| 汀子
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高浜虚子・年尾・汀子の句碑
天地の間(あわい)にほろと時雨かな
| 虚子
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行秋の八代日和蝶多し
| 年男
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一本の紅葉に染まりゆくわれか
| 汀子
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春光寺(熊本県八代市)
高浜年尾・稲畑汀子の句碑
冬は憂しといひし七尾の花に来し
| 年尾
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帰る気になかなかならず山車に従き
| 汀子
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小丸山城址(石川県七尾市)
高浜年尾・稲畑汀子・稲畑廣太郎の句碑