2006年長 野

善光寺 〜碑巡り〜
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善光寺で碑巡りをする。


善光寺本堂


本堂の東に小林一茶の句碑がある。


開帳に逢ふや雀もおや子連

雀らもおや子連にて善光寺

善光寺奉納句だそうだ。

   善光寺

開帳に逢ふや雀もおや子連

雀らもおや子連にて善光寺

『七番日記』(文化15年3月)

一茶の句碑の隣りに、山頭火の句碑があった。


八重桜うつくしく南無観世音菩薩像

すぐそこでしたしや信濃路のかっこう

 昭和9年(1934年)5月25日、草津から万座に向かう途中で詠まれた句である。

 漂泊の俳僧種田山頭火、今を距る60年の昔、善光寺に参詣。随喜讃仏の旅日記を残した。茲に自筆日記の一節と吟詠2句を拡大刻字して碑をつくり、奉献する。

   平成8年5月28日
三河知多山頭火の会

同年5月28日、種田山頭火は善光寺を訪れた。

 長野の善光寺か、善光寺の長野かといわれるほどあって、善光寺はまことにうれしい寺院である。お開帳が済んだばかりで、まだその名残がある。


 小林一茶・種田山頭火の句碑に並んで平成23年(2011年)夏目漱石、平成24年(2012年)井上井月の句碑が建てられた。

仁王門手前の大本願の前には良寛詩碑があった。


良寛詩碑

 この漢詩は良寛さまが42歳のころ帰郷の途次2回目の善光寺参詣の折におつくりになられたものです。

再び善光寺に遊ぶ

曽て先師に従って此の地に遊ぶ
首を回らせば悠々二十年
門前の流水屋後の嶺
風光猶似たり昔日の妍

長 野 良 寛 会
大本山善光寺大本願

漢詩は読めないが、次のように書いてあるはずである。

再遊善光寺

曽従先師遊此地   回首悠悠二十年

門前流水屋後嶺   風光猶似昔日妍

良寛詩碑の奥に稲畑汀子の句碑があった。

よべ星と語りし秋を惜み発つ

稲畑汀子は高浜虚子の孫で「ホトトギス」現主宰だそうだ。

 稲畑汀子氏は兵庫県芦屋市にお住まいで、お住まいに隣接して「虚子記念文学館」(HP)がある。

そんなに偉い人とは知らなかったので、写真は撮らなかった。

後日、写真を撮った。


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