開帳に逢ふや雀もおや子連 |
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雀らもおや子連にて善光寺 |
善光寺 |
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開帳に逢ふや雀もおや子連 |
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雀らもおや子連にて善光寺 |
『七番日記』(文化15年3月) |
八重桜うつくしく南無観世音菩薩像 |
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すぐそこでしたしや信濃路のかっこう |
昭和11年(1936年)5月25日、草津から万座に向かう途中で詠まれた句である。 |
漂泊の俳僧種田山頭火、今を距る60年の昔、善光寺に参詣。随喜讃仏の旅日記を残した。茲に自筆日記の一節と吟詠2句を拡大刻字して碑をつくり、奉献する。 平成8年5月28日
三河知多山頭火の会 |
長野の善光寺か、善光寺の長野かといわれるほどあって、善光寺はまことにうれしい寺院である。お開帳が済んだばかりで、まだその名残がある。 |
小林一茶・種田山頭火の句碑に並んで平成23年(2011年)夏目漱石、平成24年(2012年)井上井月の句碑が建てられた。 |
この漢詩は良寛さまが42歳のころ帰郷の途次2回目の善光寺参詣の折におつくりになられたものです。 |
曽て先師に従って此の地に遊ぶ |
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首を回らせば悠々二十年 |
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門前の流水屋後の嶺 |
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風光猶似たり昔日の妍 |
長 野 良 寛 会 大本山善光寺大本願 |
曽従先師遊此地 回首悠悠二十年 |
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門前流水屋後嶺 風光猶似昔日妍 |
稲畑汀子氏は兵庫県芦屋市にお住まいで、お住まいに隣接して「虚子記念文学館」(HP)がある。 |