正岡子規の句碑
春や昔十五万石の城下哉
俳都松山を象徴する句碑。近代俳句の始祖、正岡子規の代表句である。 初代藩主加藤嘉明は20万石、次の蒲生忠知は24万石、15万石は松平定行の禄高である。松平定行が伊勢の桑名よりお国入りしたのは寛永12年(1635年)。この句が出来た明治26年からみて260年も前のことである。「春や昔」の感が深い。日清戦争従軍記者として戦地に赴く直前の句。
松山市教育委員会 |
寛永4年(1627年)、加藤嘉明は会津40万石へ転封となる。 蒲生忠知は蒲生秀行の子、会津藩主蒲生忠郷の弟、蒲生氏郷の孫である。 |