2009年神奈川

杉本寺〜尾崎迷堂の句碑〜
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鎌倉市二階堂に杉本寺がある。


大蔵山杉本寺


拝観料は200円。

天平6年(734年)、行基菩薩開基。鎌倉最古の寺である。

苔むした石段


ここは歩けない。

杉本寺本堂


本尊は十一面観世音菩薩。

坂東三十三観音霊場第1番札所。

天台宗の寺である。

尾崎迷堂の句碑があった。


春潮や南海補陀落山の下

碑の裏に「手をかざし見けるは秋の燕かな」の句も刻まれていたようだ。

 迷堂は本名光三郎。高浜虚子の『国民新聞』に投句。大正4年、松根東洋城の『渋柿』同人となる。大正14年から昭和17年まで杉本寺の住職を勤めた。法名は暢光。

 昭和5年(1930年)10月31日、高浜虚子は星野立子とたかし庵で鎌倉俳句会。杉本寺へ行く。

十月三十一日。鎌倉俳句会、たかし庵。

 木の下に落る木の実を待ちにけり

 秋風のほしいまゝなる外面かな


十月三十一日。鎌倉俳句会、たかし庵。近くの杉本寺
へゆく。秋雨が細かく降つてゐる。一本の大きな銀杏の
木の下に子供らが落ちて来る銀杏の実を競つて拾つてゐ
る。

  拾ひたる銀杏かぞへ分けにけり

  はにかみて拾ひし木の実見せくれぬ

 境内は一面のひどい杉落葉。さういへば昨夜は随分ひ
どく風が吹いた。ひよどりが時々きては高く鳴く。雨が
大降りとなると、銀杏の子供たちは、どこへか見えなく
なる。

  秋雨のはげしくなれば堂縁に


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