芭蕉の句


しくるゝや田のあらかふの黒む程

出典は『泊船集』(風国編)。「舊里の道すから」と前書きがある。

『蕉翁句集』(土芳編)に「元禄三午とし」とある。

 元禄3年(1689年)、粟津の「無名庵」を出て郷里の伊賀に向かう途中で詠まれた句。

群馬県伊勢崎市の雲晴院

埼玉県本庄市の産泰神社

千葉県香取市の金刀比羅神社

長野県伊那市の上伊那招魂社

愛媛県松山市の大原其戎居宅の跡に句碑がある。

産泰神社の句碑


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