2022年山 口

遠石八幡宮〜芭蕉の句碑〜
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山口線湯田温泉駅


山陽本線徳山駅下車。

周南市遠石に遠石八幡宮(HP)がある。

一の鳥居


二の鳥居の奥にはたくさんの句碑が並んでいる。

中央に芭蕉の句碑があった。


春なれや名もなき山の朝霞

出典は『芭蕉庵小文庫』

『野ざらし紀行』には「薄霞」とある。

 貞亨2年(1685年)、二月堂参篭のために伊賀を発って奈良へ向かう途中で詠まれた句。

神 門


昭和8年(1933年)9月13日、種田山頭火は遠石八幡宮を参拝した。

曇、八時出立、尻からげ一杯ありがたく頂戴。

遠石八幡宮参拝、奥床しく尊い。

『行乞記 広島・尾道』

本 殿


祭神は応神天皇・神功皇后・宗像三女神。

由 緒

推古天皇30年(622年)に宇佐八幡大神の神霊をまつり、和銅元年(708年)に社殿を造営。平安時代には石清水八幡宮の別宮となり「本朝四所八幡の一つ」と称されました。また毛利徳山歴代藩主の崇敬篤く、祭礼には諸国から参詣を集め門前は賑わい、明治の社格では県社となりました。

平成24(2012年)12月24日に「国登録有形文化財」に登録されました。

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