当神社は、平安時代に編さんされた『延喜式神名帳』に記載されている古い神社で、幡羅郡の総鎮守であり、祭神は伊邪奈美命です。「楡山」の由来は、昔からこの地方一帯に楡の木が繁茂していたことによる。境内の正面に神木とされる樹齢約600年の楡の木があり、樹高約9メートル、幹回り約3.6メートルで、天然記念物として県の指定を受けている。 江戸時代は「熊野三社大権現」と号したが、明治の神仏分離により社名を楡山神社にもどした。 2月の節分祭は近郊の人々でにぎわい、赤鬼・青鬼の人形を人々が奪い合う珍しい風習がある。 また深谷市指定文化財として、和琴・磐笛、佐文山筆熊野三社大権現扁額がある。
埼玉県 深谷市 |
貞亨4年(1687年)10月25日、芭蕉は江戸を立って『笈の小文』の旅に出る。 元禄元年(1688年)秋、芭蕉は『更科紀行』の旅から江戸に戻り、深川の芭蕉庵で冬を迎える。 明治28年(1895年)12月12日、芭蕉二百回忌に斎藤令香句碑建立。泰室筆。根府川石。 大正8年(1919年)10月12日、再建。 |