2020年愛 媛

稲荷慈明邸〜碑巡り〜
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砥部町拾町に稲荷慈明邸がある。

稲荷邸の門を入ると、正面に大きな坂村真民の碑があった。


念ずれば花ひらく

   念ずれば
   花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
わたしの花が
ふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった

稲荷邸の玄関先に高浜年尾の句碑があった。


軒を出て気づかぬほどの秋時雨

昭和35年(1960年)10月16日、高浜年尾は稲荷邸で句碑を見ている。

   十月十六日 白雨会 砥部、稲荷予士邸

句碑すでに庭に馴染みて秋風に

陶房の庭とびとびに帚草

陶房に働く夫婦帚草

鵙鳴いて崩れんとする天気なり

『句日記』(第一巻)

池内たけしの句碑


山に雲見馴れしものに露涼し

稲荷予士の句碑


このまるときゝし手作りの豆の飯

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