千代田区指定文化財 明治6年(1873年)、この地に工業分野における人材育成を目的とした工学校(工学寮内に設置)が開校します。明治10年(1877年)には、工学寮が工部大学校と改称されました。工部大学校では、土木・機械・造家などの学科が諸外国から招聘された外国人教師によって教授されました。 1886年に帝国大学と合併し、本郷(現在の文京区)に移転します。跡地は、帝室博物館などに使用されますが、大正12年(1923年)の関東大震災で建物は倒壊してしまいました。 そこで、工部大学校出身者たちは、倒壊した建造物の煉瓦などを利用して、昭和14年(1939年)に「工部大学校阯碑」を建設しました。この碑は、日本最初の工業技術教育機関が設置された場所とともに、関東大震災による被災の歴史を伝えています。
千代田区 |
明治34年(1901年)8月10日、村田勝四郎は大阪市北区に生まれる。 大正9年(1920年)、東京美術学校彫刻科塑像部に入学。北村西望教室に学ぶ。 大正14年(1925年)、同科卒業。同科研究科に入り朝倉文夫の指導を受ける。 |