下 町文京区
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湯島天神〜筆 塚〜

東京メトロ千代田線湯島駅を出て、春日通り天神下から切通坂を上る。


坂の途中に学問の神様湯島天神がある。

湯島天神


 御祭神は天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)と菅原道真公(すがわらのみちざねこう)

 天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)は天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩屋に隠れた時、戸を開いて大神を連れ出した大力の神。

梅まつりで人がいっぱい。

梅の写真は難しい。


「湯島の白梅」

湯島通れば 思い出す
お蔦主税の 心意気

泉鏡花の「筆塚」


昭和17年(1942年)、里見惇、久保田万太郎、岩田藤七らによって建てられた。

泉鏡花は「湯島の白梅」の原作である「婦系図」の作者。

湯島天神は森鴎外『雁』の主人公「岡田」の散歩道である。

 寂しい無縁坂を降りて、藍染川のお歯黒のような水の流れ込む不忍の池の北側を廻って、上野の山をぶらつく。それから松源や雁鍋のある広小路、狭い賑やかな仲町を通って、湯島天神の社内に這入って、陰気な臭橘寺(からたちでら)の角を曲がって帰る。


小林一茶が湯島で詠んだ句がある。

   白日登湯台

三文が霞見にけり遠眼鏡

『寛政句帖』(寛政4年)

「湯台」は湯島台。「三文」で遠眼鏡が見られたようだ。

 文化4年(1809年)3月7日、小林一茶は春里、雨十と浅草を始め、江戸市中の寺社巡りをして、湯島を訪れている。

 七日 晴 春里、雨十と浅草巡。白金町、白幡イナリ、筋違相生橋、スルガ台太田姫神田[明]神、湯島、上野大石灯籠、寛永八年十月十七日佐久間大膳亮勝之トアリ。大良(郎)イナリ、七軒寺町東陽寺[手]向野アリ。

『文化句帖』(文化4年3月)

不忍池へ。

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