山へ山へと 八幡はのぼる はがねつむように 家がたつ
八幡小唄より |
昭和5年北原白秋先生は勤労意慾に華咲く歌謡 八幡小唄 鉄の都 などを作詩され、その歌はいまだに市民に愛踊されているが、同郷の後輩である八幡市長大坪純氏は、詩聖白秋を迎へたこの地に、その詩魂を永遠に鎮めんと私費をもつてこの碑を建立した。 |
七月の青嶺まぢかく熔鑛爐 索道の石炭落す麻畠
『凍港』 |
雪霏々と 白虹 舷梯のぼる 眸ぬれたり 七月の青嶺 誓子 まぢかく 熔鑛爐 |
昭和15年(1937年)、横山白虹は「自鳴鐘」(とけい)を創刊、主宰。 昭和28年(1953年)、山口誓子は「天狼」を創刊。 昭和48年(1973年)7月29日、自鳴鐘同人会句碑建立。山口誓子は除幕式に出席。 昭和58年(1983年)11月18日、横山白虹は84歳で死去。 平成6年(1994年)3月26日、山口誓子は92歳で死去。 |