芭蕉の句
顔に似ぬほつ句も出よはつ桜
出典は
『續猿蓑』
(沾圃編)。
『蕉翁句集』
(土芳編)は「元禄七戌ノとし」とする。
『芭蕉翁全傳』
に「
同し秋新庵にて續猿簔草稿吟味のころ、句の仕かた人の請なとの事土芳云ひ出て、
」とある。
『三冊子』
(土芳著)に「
此句は、下のさくらいろいろ置かへ侍りて、風与
(ふと)
初さくらに当り、是、初の字の位よろしとて究
(きはま)
る也。
」とある。
青森県むつ市の
徳玄寺
茨城県筑西市の
歓喜院
長野県長野市の
頤気神社
に句碑がある。
頤気神社の句碑
芭蕉の句
に戻る