笠水句碑、墓誌碑(右)この碑は明治16年(1882年)門人達が句碑として建てたものであるが後片面に墓誌銘が刻まれた。 碑 陰 笠水翁 白妙の 雪の中な 梅の花 さびしさの 限り 啼くや 閑古鳥 むしの灯に 入 て遊ぶや 盆の月 しぐれの雫 聞こえけり |
緑天居良大敬書 |
墓誌碑面 笠水翁墓誌銘 |
平安東山九貴起書 |
梅室素芯謹書 |
芭蕉が元禄5年(1692年)、江戸深川芭蕉庵の実景を詠んだ句である。当時この場所からの景観が偲ばれる。天保13年(1842年)秋、芭蕉の百五十回忌に当たり、当時の俳諧連中8名(碑陰にあり)が建てたものである。
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