2011年東 京

中村雨紅の墓〜「夕焼小焼」のレリーフ〜

八王子市上恩方町の陣馬街道に「夕やけ小やけふれあいの里」(HP)がある。


中村雨紅の墓があった。


雨紅自筆の詩


我によき友のあり
そはみな
うたのおかけなるも
歌はありかたきかも
          雨紅

「夕焼小焼」のレリーフ


中村雨紅 詩人

 本名高井宮吉。明治30年、旧恩方村で生まれる。野口雨情を師とする。 東京府青山師範学校を卒業後、都内で教鞭をとる。実家への帰り道に見た夕暮れの風景を詩にした「夕焼小焼」(草川信作曲)は、今も広く歌い継がれている。昭和元年、神奈川県厚木実科高等女学校(後の厚木東高等学校)教諭となり、厚木に居を移し、昭和47年、75歳で亡くなる。故郷恩方には雨紅をしのぶひとびとによって、「夕焼小焼」の碑鐘楼がいくつも建てられている。

2011年東 京