帝国ホテル東京～子爵澁澤榮一像～

２０２２年～東　京～

帝国ホテル東京～子爵澁澤榮一像～

千代田区内幸町の日比谷通り沿いに帝国ホテル東京（ＨＰ）がある。

明治２３年（１８９０年）１１月３日、帝国ホテル落成、同７日に開業。

　帝国ホテルの帳場へ来て、瀨木は一番贅沢な部屋を取る。

　ホールで舞踏（ダンス）をやつてゐた。着飾つた男女がロビイまで溢れてゐる。土曜日だからであらう。

大仏次郎「週末（ウイーク・エンド）」

ロビー装花

花材はケイトウ。

帝国ホテル東京の駐車場に３人の胸像が並んでいる。

明治４０年（１９０７年）、渋沢栄一は帝国ホテル初代会長。

大正４年（１９１５年）１２月１日、大倉喜八郎男爵。

大正９年（１９２０年）９月８日、渋沢栄一子爵昇爵。

　大正１２年（１９２３年）２月２６日、帝國ホテルで與謝野寛生誕五十年の祝宴。

帝國ホテルにて與謝野寛誕辰五十年の祝宴あり。

『斷腸亭日乘』

大正１２年（１９２３年）、大倉喜八郎は初代帝国ホテル社長に就任。

子爵澁澤榮一像

大正１４年（１９２５年）１１月、建立。製作者不明。

大正１５年（１９２６年）７月１３日、渋沢栄一も出席して除幕式が行われた。

昭和３年（１９２８年）４月２２日、大倉喜八郎は９２歳で没。

昭和６年（１９３１年）１１月１１日、渋沢栄一は満９１歳で没。

男爵大倉喜八郎

昭和２０年（１９４５年）、犬丸徹三は帝国ホテル社長に就任。

犬丸徹三翁壽像

當帝國ホテル社長犬丸徹三翁は入社以来三十有六年餘終始一貫一人一業の鉄則を守りホテル業一途に精励し今や名聲國の内外に赫々　共範なる經驗　該博なる知識　堅實なる營業方針　合理的な創意等々　我國觀光事業への貢献　國際親善の増進に寄與せること甚大　ここにその顕著なる功績偉業を記念するため昭和三十年十二月吉日　翁の壽像を建設する。

帝國ホテル従業員有志一同

　昭和５０年（１９７５年）５月９日、帝国ホテル「富士の間」で日英協会主催の午餐会が開かれ、エリザベス英女王が訪れた。

昭和５６年（１９８１年）４月９日、犬丸徹三は９３歳で没。

日比谷公園へ。

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