夏目漱石の句碑
御立ちやるか御立ちやれ新酒菊の花
石手寺から道後温泉に向かうと、愛媛県道187号六軒家石手線沿いに正岡子規の句碑がある。 |
送子規 |
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御立ちやるか御立ちやれ新酒菊の花 |
明治28年(1895年)、病気療養のために愚陀佛庵に滞在していた子規は、体調が回復したため10月に上京が決まった。 |
漱石が子規へ送った送別の句である。 ご出発ですかご出発なさいませ。お祝いに新酒をふるまい、菊の花を活けましょう。 漱石は52日間生活をともにした子規を感無量の思いで見送ったのである。 |