熊谷より妻沼まで凡三里、これハ利刀川にそひたる村なり。村家しげくたてゝ、駅めきたり。斎藤実盛の守本尊八聖天(ママ)の社あり。いと荘厳なり。酒店に飲す、此店吸ものハかも、うどんをうる。魚類愈すくなし。江戸より登る魚は熊谷此わたりをかぎるべし。
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中 門

妻沼町指定文化財(昭和37年8月30日指定)
聖天山最古の建造物だそうだ。
中門の右に「割烹千代桝」があった。

「割烹千代桝」は「残雪の家」。

千代桝(割烹)
残雪の家
文豪田山花袋残雪の舞台となる
仁王門

万治元年(1658年)の創立と伝えられているそうだ。
明治24年台風によって倒壊、同27年再建。
仁王門等建造物9件が国登録有形文化財に登録されることが決まったそうだ。
仁王門を入ると、左に大師堂がある。

平成7年(1995年)11月、建て替え。
本堂は平成15年(2003年)10月から保存修理の大工事中。
本堂の右に文化9年(1812年)建立の芭蕉句碑があるはずだったが、見られなかった。
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平成22年(2010年)完成予定。
平成24年(2012年)7月9日、妻沼聖天山の本殿「歓喜院聖天堂」は国宝に指定されたそうだ。
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仁王門の右にお祭り広場がある。
ブランコの裏に芭蕉の句碑があった。

古池や蛙飛込水の音
大正12年(1923年)、聖池庵西田建立。
お祭り広場の奥に平和の塔があった。

昭和33年(1958年)、建立。
本堂の裏にも芭蕉の句碑があった。

物言へは唇寒し秋の風
大正11年(1922年)6月、聖池庵西田建立。
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