国道19号(昭和通り)と交差する新田町交差点の道標に一茶の句が書いてある。
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交差点の東南隅に2句。

そば時や月のしなのゝ善光寺
文化9年(1812年)8月の句。
文化9年(1812年)8月12日、一茶は江戸に帰るに時、善光寺に立ち寄っている。
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十二 陰 善光寺ニ入
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開帳に逢ふや雀もおや子連
文化15年(1818年)3月の句。
善光寺本堂の東に一茶の句碑がある。
北西隅には、次の句。

春風や牛に引かれて善光寺
文化8年(1811年)2月の句。
文化8年に一茶が帰郷することはなかった。

ぼた餅や地蔵のひざも春の風
文化11年(1814年)1月の句。
善光寺周辺には一茶の句碑が沢山あるようだが、旅の途中で探すのは大変だ。
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西南隅には月院社何丸の句が刻まれている。

大雪に声替りせし雀かな

やぶ入の夢也親子の天の川
西北隅にも何丸の句が刻まれていた。

桃の花娘かしつくしおりかな
もう一面はよく読めなかった。
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