万葉の歌碑
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秋篠川沿い

平城宮跡から薬師寺に向かう。

秋篠川沿いの自転車道に大伴家持の歌碑があった。


   沫雪乃
ほどろ保堂呂(ほどろ)
 降りしけ波
平城(なら)の京師(みやこ)
   思ほゆるか毛

『万葉集』(巻八)に収録の歌である。

「大宰帥大伴卿(おおとものまえつぎみ)の冬の日に雪を見て京師を憶ふ歌」とある。

 聖武神亀5年(728年)初め、旅人は太宰府の長官として着任し、間もなく西下した妻を亡くしたそうだ。

平成13年(2001年)3月、奈良市に万葉歌碑を建てる会建立。

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