虚子の句碑

秋日和子規の母君来ましけり



 石手寺から道後温泉に向かうと、愛媛県道187号六軒家石手線沿いに高浜虚子の句碑があった。


秋日和子規の母君来ましけり

松山北ライオンズクラブ寄贈。

 高浜虚子は、子規の門下、河東碧梧桐とならぶ高弟、子規から俳誌「ホトトギス」を託され今日の俳句隆盛の礎となった。

 句は明治36年9月20日、子規旧居における子規一周忌追善句会においての詠である。

十一月。同じく「ホトトギス」第7巻第二号に、「秋三題」

秋晴

 秋日和子規の母君来ましけり

眼白

 一寸留守目白落しに行かれけん


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