2015年熊 本

宗禅寺〜三世塚〜
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熊本市中央区細工町に宗禅寺という寺がある。


◎一町一寺めぐり◎

 加藤清正は熊本城を築く際に御城を中心と城下町建設を積極的に行いました。

 火事による延焼防止及び有事に備え碁盤目状に配した、一辺約120mの正方形の区画に並べ、1区画ごとに寺院を招致し(一町一寺制)、回りを町屋が囲む全国的にも珍しい城下町造りを行いました。

宗禅寺


 当寺は福井県永平寺を本山とする曹洞宗の寺として寛永9年(1632年)、細川忠利公肥後入国の際に随伴した宗善が、当地に建立しました。

 天正年間(1573〜1591)のころは隈本城主、城越前守親賢(ちかまさ)の茶屋(別荘)で、城氏没後は旧臣平川氏の草庵でした。

 境内には、放牛地蔵(4体目)、西南戦争で亡くなった方々の墓などがあります。

 毎年8月16日(地獄の釜のあく日)には、境内で町内手作りの「えんま祭り」が行なわれ賑わっています。

本堂の手前右手に「三世塚」があった。


   二世
   梅 花 坊

俳諧元祖
   芭 蕉 翁

   三世
   廬 元 坊

梅花坊は各務支考のこと。廬元坊は支考の門人。

碑陰にそれぞれの句が刻まれているそうだが、全く読めない。

牛呵る聲に鴫なく夕へかな
   梅花坊

古池やかはつ飛こむ水の音
   芭蕉翁

住み飽た世とは嘘たり月と花
   廬元坊

宝暦9年(1759年)4月、廬元坊の十三回忌に斜日堂連中建立。

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