2015年熊 本

上熊本駅〜夏目漱石の銅像〜
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上熊本駅前に夏目漱石の銅像があるというので、立ち寄ってみた。


上熊本駅について

 上熊本駅は、明治24年(1891年)に池田停車場という名前で設置されました。夏目漱石が降り立った駅としても有名です。その後、明治34年(1901年)に上熊本駅と改称、大正2年(1913年)には、洋風木造の駅舎が建てられました。歴史と文化の香り漂う大正ロマンを感じさせてくれる場所として、多くの人の注目を集めてきましたが、JR九州新幹線・在来線高架化工事に伴い、平成18年(2006年)に解体、現在の位置に一部保存・移築されました。

 上熊本エリアは、漱石の足跡を辿る重要スポットとなっています。駅から程近い場所に、漱石が第五高等学校(現在の熊本大学)の教師として滞在したうちの5番目に移り住んだ家「夏目漱石内坪井旧居」があります。駅前には漱石の銅像が立ち、通りも「わが輩通り」と名付けられるなど、漱石ゆかりの地としてまちづくりが進められています。

夏目漱石の銅像


後ろは熊本市電上熊本駅前駅である。

若き日の漱石

 夏目漱石(本名夏目金之助)は旧制第五高等学校(現在の熊本大学)の英語教師として赴任、明治29年4月13日、ここ上熊本駅(当時池田駅)に降り立った。漱石は、4年3ヵ月を熊本で過ごし、その間結婚や長女の誕生を迎えている。その間結婚や長女の誕生を迎えている。漱石が住んだ熊本には多くの足跡が残されている。漱石来熊百年を記念して、熊本で過ごした若き日の漱石の面影を偲び、いつまでも多くの人々が親しめるよう、ここにモニュメントを設置する。

 平成8年11月9日

「‘96くまもと漱石博」推進百人委員会

 明治40年(1907年)8月12日、与謝野寛北原白秋木下杢太郎吉井勇、平野万里、の5人は上熊本駅下車、人力車で熊本市街へ向かう。

 上熊本駅の改札口を出て、今迄渇して居た東京の新聞を求めたけれども、見附からなかつたので、直ぐに人力車(くるま)を走らせた。坂の上から下の市街(まち)を展望すると、まるで森林のやうである。が、巨細に見ると、瓦が見えて来る。板塀が見えて来る、白壁が見えて来る。「あゝ、熊本は此数おほい樹の蔭に隠れて居るのだな。」と思ひながら、彼方の空を眺めると、夕暮の雲が美くしく漂つて居て、いたく郷愁を誘はれる。

「五足の靴」(熊本)

 昭和10年(1935年)4月、高さ8.2メートルに及ぶ加藤清正銅像は上熊本駅に到着し、中尾山(本妙寺山)の八合目まで僧達の読経に合せて信者達が紅白の綱を曳いて登り、台座に据付けられた。

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