2018年〜高 知〜
山内容堂公邸址〜山内容堂・西郷南州 会見の地〜
慶応3年(西暦1867年)2月17日、薩摩島津公の命に依り西郷隆盛来藩す。 山内容堂は当邸内物見座敷此君亭に土佐藩士福岡孝弟を従へ西郷隆盛及薩摩藩士吉井友実を引見し共に時局の重大性を語り、西郷隆盛は頻に山内容堂公に上洛を促した結果、ここに肝胆相照し遂に明治維新回天の基礎を確立した由緒深き邸跡である。
土佐史談会長 松山秀美述 |
この長屋は元治元年(1864年)山内容堂が家臣7人の屋敷地を召し上げて下屋敷(散田邸)を設けた際に同時に建てられたと推定される。 幕末の風情を感じさせる建物で本格的な武家長屋としては全国的に数少なく、昭和54年2月3日国の重要文化財に指定された。
高知市教育委員会 |