2022年高 知

孤蝶藤村交歓の地〜馬場辰猪先生誕生之地〜
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高知市鷹匠町の鏡川沿いに「HAIR CREATION obje」がある。

馬場孤蝶の自宅跡である。

片隅に「孤蝶藤村交歓の地」の碑があった。


 明治2年(1869年)11月8日、馬場孤蝶は高知城下中島町西詰に生まれる。19歳上の次兄に馬場辰猪がいる。

 明治20年(1887年)、明治学院2年に入学、島崎藤村と同級になる。

 明治26年(1893年)2月23日、島崎藤村は高知を訪れ、馬場孤蝶の自宅に4泊した。

暑甚し。馬場孤蝶君書あり。

『斷腸亭日乘』(昭和11年7月25日)

 昭和15年(1940年)6月22日、東京渋谷区松涛町で没す。享年70歳。

 昭和62年(1987年)6月、馬場孤蝶の文学碑を建立。

高知市升形に称名寺という寺がある。

称名寺向いの駐車場に「馬場辰猪先生誕生之地」の碑がある。


馬場辰猪(1850〜1888)

自由民権家。慶應義塾に学んだ後、イギリスに留学。在英中に英文で『日英条約論』を著わした。帰国後自由民権運動に参加。明治18年爆発物取締規則違反容疑で検挙されたが、翌年無罪方面され渡米、フィラデルフィアで客死した。

昭和10年11月、高知市建立。

馬場孤蝶の生誕地である。

高知城へ。

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