2017年〜北海道〜
流星・銀河の滝〜日本の滝百選〜
層雲峡温泉から流星・銀河の滝へ。
流星の滝
銀河の滝と流星の滝
この滝は、流星の滝で上流にある銀河の滝とともに夫婦滝または、流星を雄滝、銀河を女滝とも呼ばれている。
烏帽子岳2,060mと赤岳2,078mを源として、この石狩川に落下している。
銀河の滝へ。
二輪草が咲いていた。
層雲峡観光案内所の裏へ。
銀河の滝
延齢草が咲いていた。
銀河の滝と流星の滝を合わせて、流星・銀河の滝は日本の滝百選に入っている。
「双瀑台」に登ると、銀河の滝と流星の滝を同時に見ることができるそうだが、クマが出そうなので止めた。
昭和6年(1931年)5月29日、与謝野寛・晶子夫妻は流星・銀河の滝を見ている。
流星が瀧の身となるいしかりの層雲峡のうらさむきかな
いしかりの流星、銀河、岩山の襞をつたひてとどろく五月
「北海遊草」
昭和7年(1932年)8月23日、斎藤茂吉は層雲峡に遊び、瀧を見ている。
朝日岳十勝岳見ゆみんなみに石狩岳はかた寄りにけり
宋人がさびしみしごと山のうへより音の聞こゆる瀧見つつをり
『石泉』
昭和8年(1933年)8月20日、高浜虚子は層雲峡を訪れた。
石狩の源の瀧先づ三つ
北海道の俳句の旅は元気につゞいてゐた。層雲峡では大きな蕗の広葉の沢に大樹だ大緑蔭を作つてゐた。其処は石狩川の水ナ上ときかされた。木の間からぬつと顔を出す馬などがゐた。
昭和29年(1954年)7月、富安風生は層雲峡探勝。
層雲峡探勝。峡にさしかかれば
その片翅霧がくれして胡蝶岩
流星の滝を男滝とし銀河の滝を女滝とす
天柱を樹てて左右に二瀑落つ
銀河の滝もつとも美し
女の滝として神の意に美しき
『古稀春風』
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