豊國の香春は我家紐の児に いつがり居れば香春は我家 |
抜気大首(ぬきけのおおびと)筑紫に任(ま)けらえし時に、 豊前(とよのみのくち)の国の娘子(をとめ)紐児(ひものこ)を娶(ま)ぎて作る歌 |
豊国の香春(かはる)は我家(わがへ)紐の児(ひものこ)に いつがり居れば香春は我家 |
愛する、紐児が側にいると心が和み、旅の苦労も忘れ、まるで我が家に居るような心地がします。 |
江戸時代初期の慶長年間、初代小倉藩主細川忠興公の崇敬が厚く、弟の香春城主細川孝之公は常に参拝し、小笠原公の崇敬も厚かったと言われているそうだ。 |
鏡山大神社にも万葉の歌碑があるようだが、帰りの電車の時間があるので、割愛。 |