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千本浜公園は広く、若山牧水の歌碑の他、井上靖の文学碑など歌碑や文学碑が幾つもある。簡単に見つかるものか心配したが、駐車場に車を停めると、すぐ側にあった。 |

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明治40年(1907年)7月、牧水が早稲田大学英文科学生の時に郷里宮崎へ帰る途中、岡山県と広島県との県境にある二本松峠を訪れて峠の茶屋「熊谷屋」に泊まり、短歌2首を詠んだ。牧水22歳の時である。 |
| 中国を巡りて |
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| 幾山河越え去り行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく |
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| けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴しつつあくがれて行く |
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第1歌集『海の聲』 |
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昭和39年(1964年)11月23日、広島県との県境の町岡山県新見市哲西町の二本松公園にもこの歌の歌碑が建てられた。 焦がれていた女性の出身地安芸の国を旅したかったらしいが、「焦がれていた女性」とは園田小枝子のことである。 明治39年(1906年)、牧水は友人の下宿先で園田小枝子と出会っている。 昭和4年(1929年)7月21日、除幕式。北原白秋も除幕式に出席している。 |
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全国に260余りあると言われる牧水の歌碑の第1号。ちなみに第2号は小諸の懐古園石垣の歌碑。3番目は延岡市城山公園の「なつかしき城山の鐘」の歌碑で、昭和10年3月17日に建てられた。 |
