2018年〜山 口
龍王神社〜碑巡り〜

川棚温泉からサンデン交通のバスで吉見駅へ。
龍王神社まで歩く。
鳥居

楼門

楼門の手前左手に芭蕉の句碑があった。

春もやゝけしきとゝのふ月と梅
出典は『薦獅子集』(巴水編)。
元禄6年(1693年)1月20日、深川芭蕉庵から大垣の木因に宛てた書簡にある。
天保6年(1835年)9月7日、尾形逸合は吉見浦庄屋平助の長男として生まれる。
明治12年(1891年)12月、杜若庵三世を名乗る。
明治24年(1891年)、芭蕉の句碑を建立。
明治25年(1892年)、隠居。
明治39年(1906年)5月17日、71歳で没。
福田煙外の句碑もあった。

玄海は眼下に展けて風涼し
明治32年(1899年)9月19日、福田煙外は吉見町に生まれる。本名久雄。浮月園宗匠。
昭和39年(1964年)4月、美濃派不易吟社の杜若庵十四世をつぐ。都暮庵。
昭和47年(1972年)1月、句碑建立。
昭和53年(1978年)5月28日、78歳で没。
岸村幽里の句碑もあった。

花咲いて散る花びらに風すこし
大正3年(1914年)に幽里は生まれる。本名磯春、臥牛庵。
昭和63年(1988年)1月、吉母臥牛庵岸村磯春句碑建立。
吉母の黒嶋観音堂入口下の階段右にも幽里の句碑がある。
拝殿

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