私の旅日記2004年

西明寺〜三重塔〜
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 今週も関越自動車道は朝から渋滞。北関東自動車道で益子に行くことにする。

東北自動車道栃木都賀JCから北関東自動車道へ。

 北関東自動車道宇都宮上三川(かみのかわ)ICから国道4号を経て国道121号を行く。


益子市街を抜けて、西明寺(HP)に行く。


西明寺は坂東三十三観音第20番札所。

太田水穂の歌碑があった。


根をたえで世々につきつぐこの花の光りあまねき普陀落の庭

太田水穂の歌碑を見るのは初めてだ。

太田水穂(1876−1955)は若山牧水と太田喜志子の仲人である。

 西明寺は獨鈷山普門院西明寺と称し、真言宗豊山派に属する寺。天平9年(737年)行基菩薩(668−749)の草創と伝えられている。

椎の木の間の石段を登ると楼門があり、楼門の左に三重塔がある。


共に国指定重要文化財である。

西明寺楼門(国指定重要文化財)


明応元年(1492年)6月2日、建立。

純唐様式三間一戸重層入母屋造茅葺きである。

西明寺三重塔(国指定重要文化財)


天文7年(1538年)2月吉日、建立。

栃木県内の三重塔は他に日光市の輪王寺、岩舟町の高勝寺にある。

閻魔堂に「笑い閻魔」がある。

笑い閻魔


笑っているようには見えないが……。

益子温泉へ。

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