2024年東 京


ニコライ堂〜東京復活大聖堂〜

千代田区神田駿河台に東京復活大聖堂がある。


重要文化財
東京復活大聖堂
(通称ニコライ堂)

この聖堂は明治17年3月に起工し工期7年を以って同24年2月に完成したもので、設計者はロシア工科大学教授シチュールポフ博士、工事監督は、英国人のコンドル博士です。

日本最大のビザンチン式建造物として知られております。

日本ハリストス正教会教団

東京復活大聖堂


 両人(ふたり)は其所で大分飲んだ。飲む事と食ふ事は昔の通りだねと言つたのが始りで、硬(こわ)い舌が段々弛んで来た。代助は面白さうに、二三日前自分の観に行つた、ニコライの復活祭の話をした。御祭が夜(よ)の十二時を相図に、世の中の寐鎮(ねしづまる)頃を見計つて始る。参詣人が長い廊下を廻つて本堂へ帰つて来ると、何時の間にか幾千本の蝋燭が一度に点(つ)いてゐる。法衣(ころも)を着た坊主が行列して向ふを通るときに、黒い影が、無地の壁へ非常に大きく映る。――平岡は頬杖を突いて、眼鏡の奥の二重瞼を赤くしながら聞いてゐた。

夏目漱石『それから』

大正12年(1923年)9月1日、関東大震災により煉瓦造の鐘楼が倒壊。

三井住友海上駿河台ビルへ。

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