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昭和36年(1961年)4月7日、東京文化会館開館。 昭和37年(1962年)1月19日、安井誠一郎は70歳で没。 |

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正三位勲一等 東京都名誉都民 |

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昭和乙酉の戦災に逢い灰燼に帰した東京、今や殷賑を極め無限に膨張発展してやまない東京、この東京を語る時、われわれは常に、君を憶い出さずにはいられない。 君は岡山縣の生れ。東京帝国大学卒業後官界に入り要職を歴任したが、終戦直後東京都長官に任ぜられ、さらに昭和22年以来実に12年の長きにわたって、公選知事をつとめられた。首都圏構想の樹立、太平洋市長会議の実現、オリンピック東京大会の招致など君の業績は数えきれないが、就中、廃墟と化した首都東京を、敗戦後の想像を絶する苦難の中で、見事復興をさせた努力と才腕と誠意とは、永久に忘れることができない。 いま 君が生前最後の偉業となった東京文化会館の一隅に、この像を建て君の偉業を偲び、 永く記念するは都民の心である。 |