下 町台東区
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東禅寺〜江戸六地蔵〜

台東区東浅草の土手通りと吉野通りの間に東禅寺がある。


曹洞宗の寺である。

東禅寺に銅像地蔵菩薩坐像がある。


東禅寺の銅像地蔵菩薩坐像は江戸六地蔵の1つ。

 宝永7年(1710年)、江戸六地蔵の2番目に奥州街道の旅人の安全を祈願して建立された。

 江戸六地蔵は、深川の地蔵坊正元が江戸市中から浄財を募り、旅人の安全を祈願して、各街道の入口にある寺院に建立したもの。

 奥州街道の東禅寺の他、品川寺(東海道)、太宗寺(甲州街道)、真性寺(中山道)、霊巌寺(千葉街道)、永代寺(千葉街道)にあったが、明治元年(1867年)、永代寺は廃寺となってしまった。

地藏尊の隣に木村安兵衛、ブン夫婦像があった。


明治2年 木村安兵衛が東京芝日陰町に「文英堂」を開業。
明治3年 京橋区尾張町(現在の銀座付近)に移り、屋号を「木村屋」と改称。
明治7年  銀座4丁目に店舗完成。
明治15年 木村屋のあんぱん、銀座名物となる。

当時あんぱんは1個1銭だった。

東禅寺に木村安兵衛、ブン夫婦が埋葬されているそうだ。

歩いていると、思いがけないものに出会うから面白い。

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