正岡子規の句碑
永き日や菜種つたひの七曲り
松山市山越に高崎公園がある。
高崎公園の隅に正岡子規の句碑があった。
永き日や菜種つたひの七曲り
『寒山落木 巻一』(明治廿五年 春)の句。
明治25年春の句。加藤嘉明が城下町建設の時、旧今治街道を姫原・鴨川の辺りで、戦略上わざと屈折させた。それを七曲りという。今日では改修され原形をたどるのもむずかしい。その「七曲り」をなつかしんだこの句を句碑とした。
五七五の各句のはじめが「な」ではじまり口調がよい。
松山広域都市計画事業完工を記念して昭和57年7月建立。
松山市教育委員会
『俳句の里 松山』
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