万葉の歌碑

「大仏殿」交差点から春日大社参道を行くと、山上憶良の歌碑が２基並んでいる。

秋の野に

咲きたる花を

指折り

かき数ふれハ

七種の花

萩の花

尾花葛花

なでしこの花

をみなへしまた

藤袴朝顔の花

こちらは旋頭歌である。

『万葉集』（巻第八）に収録の歌。「山上臣憶良詠秋野花歌二首」とある。

山上憶良が筑前国守の時代の歌だとする説もあるそうだ。

平成１０年（１９９８年）１２月、奈良市に万葉歌碑を建てる会建立。

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