今日はワンコインデーということで、南はりまや橋から「とさでん交通桂浜線」で龍馬記念館前へ。 |
燈臺光椿林にあたり散らす 燈臺の轉光椿林潛る 冬の夜を燈臺競ふ南國は
『構橋』 |
高知灯台は、明治16年6月1日に高知県が竜頭崎灯台として現在の高知市浦戸竜頭崎に設置、点灯されました。 昭和24年5月15日海上保安庁に移管され昭和41年6月1日高知灯台と名称が変更になり昭和46年3月全面的に改築し、現在の位置へ移設されました。 |
田中貢太郎(1880年〜1941年、筆名・桃葉)は高知市仁井田(当時長岡郡)生まれ。 教員、新聞記者を経て上京。 実録もの「田岡嶺雲、幸徳秋水、奥宮健之追懐録」で文壇にデビュー。 明治の変革期を背景にした「旋風時代」は大阪毎日新聞、東京日日新聞の両紙に連載され、その反骨の筆づかいとともに昭和初期の洛陽の紙価を高らしめた。代表的な作品として他に「模範村長」「明治叛臣伝」「日本怪談全集」等がある。 貢太郎は早くから大町桂月に随行して酒を愛し、桂月亡き後、桂月酒供養の端諸を開いたが、自らは、「博浪沙」の一党を率いて、近代土佐文学の系譜を形作った。最後のことばは、「なんちゃじゃなかったきにのう」といわれる。 |
海万里入道雲の影白し | 桂月 |
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夾竹桃の紅い花のだらけ波の音 | 貢太郎 |
田中桃葉は、大町桂月と師弟関係にあり、2人の直筆の作品が掛軸として残されている。 |