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文永8年(1271年)、日蓮は龍ノ口で処刑されることになったが、江ノ島から光が発せられ、太刀が折れるという怪異現象が起きた為、処刑は中止となった。「龍ノ口法難」である。 延元2年(1337年)、日蓮の弟子の日法は日蓮の像を刻んで、跡地に小堂を建てて安置した。これが瀧口寺の始まりといわれる。 |

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名高き諸堂を見る中に、日蓮上人難行せられし牢有、妙法のため身を捨給ふをありがたく尋ね入る。そこに敷皮のあとゝて、堂をたつ。瀧口寺と云。盛夏になやみてたましゐ昏し、杖を投て椽に這ひあがる。 |

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九月十二日片瀬滝口寺御難会 万燈に埃上り居て明るけれ
『年尾句集』(大正7年) |
