2024年石 川

向日葵〜松任中川一政記念美術館〜
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明治26年(1893年)2月14日、中川一政は東京市本郷に生まれる。

白山市旭町に松任中川一政記念美術館がある。

 昭和61年(1986年)10月10日、松任市(現:白山市)に松任市立中川一政記念美術館(現:白山市立松任中川一政記念美術館)開館。

向日葵


1976年 83歳

物のみへたる


物のみへたるひかりいま
だ心にきえざる中に云
ひとむべし飛花落葉の
散乱るもその中にして見
とめ聞とめざればおさま
ることなし
その活たる物だに消
えて跡なし

[出典]服部土芳『三冊子』

詩は志の之く所也


詩は志の之く所也
心に在るを志とし
言に發するを詩
となす情うちに動き
而して言形にあらはる
之を言うて足らず
故に之を嗟嘆す
是を嗟嘆して足らず
是を永歌す之を永歌
して足らず手の舞
足の蹈むところを知らざ
         る也

[出典]毛亨・毛萇『毛伝』(『詩経』注釈書)の序文

1987年 94歳

いまさらに


いまさらになにをか思はむ
うち靡き心は君に
寄りにしものを

[出典]安倍女郎『万葉集』巻四・505

1989年 96歳

おほふねの


おほぶねのかとりの
うみにいかりおろし
いかなるひとかもの
おもはざらむ

[出典]柿本人麻呂『万葉集』巻十一2436

1989年 96歳



滄浪水清兮
可以濯我纓
滄浪水濁兮
可以洗我足

白日依山盡


白日依山盡黄河入海流
欲窮千里目更上一層樓

[出典]王之渙「登鸛雀樓」『唐詩選』

1983年 90歳

晴好雨奇


[出典]蘇軾「飲湖上初晴後雨」

1979年 86歳

平成3年(1991年)2月5日、中川一政は97歳で没。

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