2022年兵 庫

播州山頭火句碑の園〜山頭火讃歌〜
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高砂市松陽に「播州山頭火句碑の園」がある。

「播州山頭火句碑の園」に山頭火讃歌の碑があった。


   讃 歌
      詞 北野木鶏
     作曲 橋本喬雄

石をまつり水のわくところ
  ここは播州山頭火句碑の園
ひよいと穴からとかげかよ
夕焼雲のうつくしければ
        人の恋しき
ほろほろと酔うて木の葉ふる
うどん供えて母よわたしも
      いただきまする
曼珠沙華咲いてここが
     わたしの寝るところ
  そこに人あり山頭火
  そこに人あり山頭火

 「ひよいと穴から」は、昭和9年5月19日の『其中日記(六)』所載の句。

 「夕焼雲のうつくしければ」は「『草木塔』以後」(昭和十四年十二月〜昭和十五年)に収録の句。

 「ほろほろと酔うて」は、『草木塔』(鉢の子)に収録の句。

 「昭和二年三年、或は山陽道、或は山陰道、或は四国九州をあてもなくさまよふ。」とある。

人吉市木地屋町に句碑がある。

 「うどん供えて母よわたしも」は昭和13年3月6日母の四十七回忌に詠まれた句。

 山口市の其中庵休憩所前に「母ようどんそなへてわたくしもいたゞきます」の句碑がある。

 「曼珠沙華咲いてここがわたしの」は昭和8年10月15日、其中庵で詠まれた句。

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