今年の旅日記

優佳良織工芸館〜山頭火の句碑〜
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旭川市南が丘の市内を見下ろす丘に北海道伝統美術工芸村がある。

入口に蓮華躑躅が咲いていた。


雪の美術館


平成3年(1991年)5月26日、開館。

結婚式場として利用されるようだ。

雪の美術館の向かいに優佳良織工芸館がある。


 昭和55年(1980年)5月、染織作家木内綾により優佳良織工芸館開館。

 平成2年(1990年)10月11日、種田山頭火の句碑寄贈。

 平成18年(2006)11月5日、木内綾は82歳で死去。

 平成28年(2016年)11月13日、優佳良織工芸館館長木内和博は70歳で死去。12月12日、破産手続開始。

種田山頭火の句碑


春風の水音の何を織るのか

雪ふれば雪を觀てゐる私です

春風の」の出典は『旅日記』昭和十四年

昭和14年(1939年)5月6日、木曽の福島町で詠まれた句。

雪ふれば」の出典は『其中日記(八)』。

 昭和10年(1935年)2月9日、徳山(現在の周南市)の久保白船宅で詠まれた句。

句碑も破産管財人の管理物件。

木内さんの優佳良織に魅了されて廿年。折しも放浪漂泊の俳人種田山頭火没して半百年、その機織の句と雪の名吟を刻み懐古の意を籠めて工藝館に貽る。

 優佳良織工芸館の庭には宮柊二歌碑「大雪山の老いたるきつね毛の白くかはりてひとり径をゆくとふ」があったようだ。

ライラックが咲いていた。