昭和55年(1980年)5月、染織作家木内綾により優佳良織工芸館開館。 平成2年(1990年)10月11日、種田山頭火の句碑寄贈。 平成18年(2006)11月5日、木内綾は82歳で死去。 平成28年(2016年)11月13日、優佳良織工芸館館長木内和博は70歳で死去。12月12日、破産手続開始。 |
春風の水音の何を織るのか |
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雪ふれば雪を觀てゐる私です |
昭和10年(1935年)2月9日、徳山(現在の周南市)の久保白船宅で詠まれた句。 |
木内さんの優佳良織に魅了されて廿年。折しも放浪漂泊の俳人種田山頭火没して半百年、その機織の句と雪の名吟を刻み懐古の意を籠めて工藝館に貽る。 |
優佳良織工芸館の庭には宮柊二歌碑「大雪山の老いたるきつね毛の白くかはりてひとり径をゆくとふ」があったようだ。 |