2018年北海道

層雲閣グランドホテル〜野口雨情の詩碑〜
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層雲峡の石狩川沿いに「層雲閣グランドホテル」(HP)がある。

層雲峡公園から見た「層雲閣グランドホテル」


 明治33年(1900年)3月、塩谷水次郎が温泉を発見、塩谷温泉と名づけられた。

 大正10年(1921年)8月、大町桂月が層雲峡と命名。

層雲峡の中央に、塩谷温泉あり。朝に旭川より愛別を経れば、晩にこの温泉に達するを得べし。

「北海道山水の大観」(層雲峡)

 昭和2年(1927年)、野口雨情は層雲峡を訪れた。

 昭和6年(1931年)5月29日、与謝野寛・晶子夫妻は層雲峡温泉「層雲閣」に泊まっている。

車ども橇に代りて通ふこと五月六日(むゆか)にはじまるいでゆ

鹽谷の湯お花畑のすそにして朝日が嶽を雲ゆききする

おもしろき熊のはなしす鹽谷の湯山五千尺高きしるしに

うぐひすや第三階に大湯置く層雲峡のをんせんのやど

「北海遊草」

「層雲閣グランドホテル」に野口雨情の詩碑があるというので、訪ねてみた。

 野口雨情の詩碑は露天風呂「宝石の湯」にあるというので、案内していただいた。

野口雨情の詩碑


大函小函の河鹿
の子さへ岩にやせ
か礼る瀬にや
流される浮世
なりやこそあきら
めしやんせりん
気せぬもの恋は
せまいもの

   昭和二歳七月
   層雲峡温泉にて
雨情

昭和11年(1936年)7月12日、建立。

『野口雨情民謡叢書』(第一篇)に収録されている。

 野口雨情は、石川啄木の紹介で層雲峡を知ったそうだが、啄木は層雲峡に行っていないと思う。

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