牧水歌碑
「麦の秋」の歌碑

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裾野市の市民文化センターから御殿場線沿いの道を行くと、法雲寺という寺がある。 |

| 麦の穂の風にゆれたつ音聞ゆ雀つばくら啼きしきるなかに |
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| うちわたすこの麦畑のゆたかなるさまをし見れば夏たけにけり |
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| 熟麦のうれとほりたる色深し葉さへ茎さへうち染まりつゝ |
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| うれ麦の穂にすれすれにつばくらめまひをり空に雲雀群れ啼く |
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| 刈麦を積みあふらせて荷車のひとつ行くなりこの野の秋を |
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| 立ち寄れば麦刈にけふ出で行きて留守てふ友が門の柿の花 |
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「麦の秋」は、牧水先生他界直前、此の地にての作。 歌の中に友とある、秋灯・鈴木浚一、生前の交遊を懐かしみ、其の柿の木の傍らに之を建つ。 昭和55年4月
協賛 裾野図書館短歌会 |
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昭和3年(1928年)3月3日、若山牧水は沼津を出発し、箱根を廻って伊豆へ旅をした。鈴木浚一は多賀まで牧水の供をしている。 |
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昭和13年(1938年)9月13日、牧水没後10年で第15歌集『黒松』改造社発行。 |
