芭蕉の句碑滋 賀


朝茶飲む僧静かなり菊の花

堅田漁港から祥瑞寺へ。


祥瑞寺


臨済宗大徳寺派の寺である。

「一休和尚修養地」だそうだ。

庭木が色付き始めていた。


静かな寺である。

芭蕉の句碑があった。


朝茶飲む僧静かなり菊の花

出典は『芭蕉盥』

堅田祥瑞寺にて」と前書きがある。

 芭蕉翁は、元禄3年(1690年)の秋に、ここ祥瑞寺を訪れました。

 早朝、お勤めを終わった禅僧がひとり静かにお茶を飲んでいます。

 「僧静かなり」ということばからは、日々の厳しい修行に培われた僧の静かな心境が伝わってきます。

 「菊の花」は、庭に咲いている菊の景色とともに、秋の朝のさわやかな気配を表わしています。

大津市

昭和31年(1956年)10月7日、祥瑞寺で第一回関西稽古会。

秋風や独潭和尚健在なりし

      十月七日 関西稽古会、第一回。近江堅田祥瑞寺。途に走井
      月心寺に立寄る。


森澄雄の句碑もあった。


秋の淡海かすみ誰にもたよりせず

平成2年(1990年)10月13日、『杉』創刊20周年に杉俳句会建立。

森澄雄

大正8年(1919年)、兵庫県に生まれる。

昭和15年(1940年)、『寒雷』創刊と共に加藤楸邨に師事。

昭和45年(1970年)、『杉』を創刊・主宰。

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