ところどころ見めぐりて、洛に暫く旅ねせしほど、みのゝ国よりたびたび消息有て、桑門己百のぬしみちしるべせむとて、とぶらひ来侍りて
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しるべして見せばやみのゝ田植哥
| 己百
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笠あらためむ不破のさみだれ
| ばせを(う)
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妙照寺の庭に芭蕉の句碑があった。

やとりせむあかさの杖になる日まて
出典は『笈日記』(岐阜部)。
芭蕉は妙照寺の庭の奇岩絶壁に一つ葉の叢生するのを見て、
夏来てもたゝひとつ葉の一葉哉
と吟じたという。
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昭和41年(1966年)6月5日、金子兜太は妙照寺を訪れたようである。
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昨夜は、大野女史と西岡君がおそくまで喋り、女史はその後暁方の長良川を歩いたとか。松井、小瀬両君につれられ、安井氏の車で、安井作の菊花石庭と芭蕉逗留の寺を見る。芭蕉の頃のままという部屋、閑静で、少し広いが、書ける感じ。
『金子兜太戦後俳句日記』 |
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