芭蕉の句


木枯に岩吹きとがる杉間かな

出典は『笈日記』

   おなじ比、鳳来寺に参竜(籠)して


木枯に岩吹きとがる杉間かな


夜着ひとつ祈出して旅ね哉


 元禄4年(1691年)10月、大津から江戸に向かう途中、三河の鳳来寺で詠まれた句。

群馬県沼田市の孝養寺

千葉県いすみ市の清水寺

山梨県韮崎市の平和観音に新旧2つ

岐阜県山県市の洞泉寺

愛知県新城市の鳳来寺に新旧2つ

高知県南国市の禅師峰寺に句碑がある。

清水寺の句碑



鳳来寺の句碑


   


禅師峰寺の句碑



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