2013年青 森

平館灯台〜吉田松陰〜

 蟹田港から国道280号(松前街道)を行き龍飛岬に向かうと、外ヶ浜町平舘太郎右ヱ門沢に平館灯台があった。


平館灯台


 平館灯台は、平館海峡の要所明神埼に位置し、明治32年4月1日に鉄造、白色六角形の第四等灯台として点灯しました。70余年の歳月を経た昭和35年12月、改修工事が施され、現在に至っています。

平館海峡の海


下北半島が見える。

 嘉永5年(1852年)3月6日、吉田松陰は平館に出て台場を見ている。

 朝、上月を発して、平館に出づ。平館に砲台あり、砲門七箇にして常には砲を架せず。ここと南部の九艘泊とは海を隔てて相対し、間僅かに三里のみ。而して内に更に大海湾あり。此れ尤も其の要阨の処なり。台位已に其の所を得、而して台の制(つくり)も亦頗る佳し。


大海湾は陸奥湾のこと。

松陰は舟に便乗して青森へ。

 薄暮、舟を発し、遥かに青森の神田岳を望み、右に蟹田・大浜の諸浦を視て、暁に青森に達す。


神田岳は、八甲田山のこと。

 明治40年(1907年)5月17日、河東碧梧桐は龍飛岬に向かう途中で平舘の砲台を跡を訪れている。

平舘に砲台の跡存す

構へたる並松もあり春の水
   碧梧桐


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