下 町荒川区
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あらかわ遊園〜「笑う少女」の像〜

煉瓦工場と荒川遊園

 明治・大正期、荒川(現隅田川)沿いにはいくつもの煉瓦工場があった。土が煉瓦の製造に適していたことと、船運が期待されてのことである。

 旭電化跡地(東尾久7丁目)付近にあった戸田・山本煉瓦工場、華蔵院(東尾久8丁目)付近にあった鈴木煉瓦工場などである。なかでも古いのが、明治5年に石神仲衛門氏が設立した煉瓦工場だという。後の広岡煉瓦工場である。

 その跡地にできた「あらかわ遊園」は、大正11年に開園した都内でも古い民営遊園地で、大小の滝・築山・池・観月橋・総檜展望台などを備え、たいへんな賑わいをみせた。太平洋戦争中は高射砲の陣地となり一時閉鎖されたが、昭和25年、区立荒川遊園として生まれ変わった。

荒川区教育委員会

荒川区西尾久6丁目にあらかわ遊園がある。

入園料は800円。65歳以上は400円。

 平成25年(2013年)9月11日、「孤独のグルメ」Season3(第10話)「荒川区西尾久の炎の酒鍋と麦とろ飯」で「笑う少女」の像が映っていた。

ふれあいハウスの前に「笑う少女」の像があった。

 平成3年(1991年)3月、東京荒川西ライオンズクラブ寄贈。北村西望制作。

やや右から


後ろから


意外に小さな像だった。

小台橋へ。

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