最上氏第11代当主最上義光は、勇猛果敢な戦国武将として知られ、山形県のほぼ全域を統一し、城下町を整備し、紅花や鋳物などの特産物を奨励し、交通路を整備するなど、山形発展の礎を築いた。また古典文学に造詣が深く、和歌や連歌の才能に秀で、連歌の作法や心得などをまとめた著書もあった。京では広く芸術文化を通して里村紹巴や多くの公家や大名と交流を深め、細川幽斎、古田織部、前田玄以らと共に桃山時代の主要連歌作家10名に選ばれるなど、優れた文人として知られていた。 連歌は33巻に及び、和歌にも優れたものがある。 |
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