靖国神社は、明治2年(1869年)に明治天皇の思し召しによって、戊辰戦争で斃れた人達を祀るために創建された。初め、東京招魂社と呼ばれたが、明治12年(1879年)に靖国神社と改称された。 幕末の志士吉田松陰、坂本龍馬、高杉晋作、大村益次郎なども維新殉難者として合祀されている。 |
九段阪靖國神社 天邊に秀でたる眉をかすみけり
『寒山落木』(巻五) |
慶応4年(1868年)5月15日(陽暦7月4日)、新政府軍は現在の外神田三丁目に集結。大村益二郎の指揮の下、上野寛永寺に立てこもる彰義隊を総攻撃、夕刻敗退させた。 明治2年(1869年)9月4日、大村益二郎は京都で数人の暴漢に襲われ、11月5日死去。 |